おそえワールド - OSOE World > BTRON > 超漢字 on SONY PCG-C1XE

超漢字 on SONY PCG-C1XE

PCG-C1XEへ超漢字をインストール

SONYのミニノートパソコン、PCG-C1XEにて超漢字が動作しました。
インストール手順は下記の通りです。


用意した物

  • その壱
    1.C1XEはフロッピーディスクドライブがUSB接続なので、USBをサポートしていない超漢字からは利用できません。
    2.C1XEはCD-ROMドライブからシステムを起動できます。
    3.超漢字もCD-ROMから起動できます。
    以上のことからCD-ROMドライブが必須となります。
    又、元の環境を保存するためのCD-Rドライブ・PCGA-CDR51には、ドライブを丸ごとバックアップしてくれるツールが付属してくるので、こちらの方が何かと便利です。私もCDR51を使用しました。

  • その弐
    CD-Rのディスク 2枚

  • その参
    HDDのオリジナルブート情報を保存するためのフロッピーディスク



    インストール手順

    1. 超漢字に付属していたFIPS作業ディスクから「FIPS20」フォルダごとCドライブにコピーします。(マニュアルには無いやり方ですが、オリジナルのディスクを壊したくないのでいつもこの方法です。余りまねしないで下さい。^_^;)
    2. Windows98を「MS-DOSモードで再起動」させます。FIPSはマルチタスク環境で動作させてはならないからです。
    3. FIPSを実行し作業をします。
      C:\WINDOWS\>CD .. <ENTER>
      C:\>CD FIPS20 <ENTER>
      C:\FIPS20>fips <ENTER>
      ちなみにWindows98用に5GB、超漢字用に残りを割り当てました。
    4. FIPSの作業が終了するときにメモリー関連のエラーが出て、キー入力を受け付けませんが気にせずに強制的に電源を切ります。
    5. 電源を入れWindows98を起動します。また、MS-DOSモードで起動するのでFDISKを実行して区画を確認します。確認が終わったらMS-DOSモードを終了します。
      C:\WINDOWS\>exit ..<ENTER>
    6. Windows98が起動したら電源を切ります。
    7. CD-Rドライブを接続します。CDR51の底面の切り替えスイッチを「リカバリー」にし、イジェクトピンで蓋をひらいて「超漢字」CD-ROMを入れます。
    8. 電源を入れると「超漢字」CD-ROMから起動します。
    9. 先ほどFIPSで切り出した残りの3GBの内700MBを「区画作成」で作成します。残りをLinux用にするためです。^_^;
    10. 「システムの登録」をクリックします。30分と経たないうちにインストールが完了します。
    11. 電源を切り、CD-Rをはずしてから電源を入れると超漢字が起動します。まだ、ブートセレクターの類を入れていないのでWindows98を起動させたい場合は、起動区画の変更をする必要があります。

      以上が超漢字のインストール作業です。

    現在は、残りの区画にLaser5 Linuxをインストールしたので、LILOをつかってOSの選択をするようにしています。




    以下は環境設定です。
  • 右クリック→「小物」→「システム環境設定」→<画面>
      1024x768(1677万色)
      有効範囲:1024x480
    これで、横長画面が使えます。但し、ソフトによっては画面の下へはみ出す物もあります。手動でずらして下さい。
  • 右クリック→「小物」→「システム環境設定」→<ネットワーク設定>
      ・自ホストアドレス
      ・DNS1アドレス
      ・プロキシーサーバーを使用する→「ON」「アドレス入力」
      ・サブネットマスク


    とりあえず、以上です。
    おそえワールド - OSOE World > BTRON > 超漢字 on SONY PCG-C1XE
    © 1998-2015 小副川長宏 (OSOEGAWA Nagahiro) All rights reserved.