★Caplio GX <概要>
Caplio GX はコンパクトクラスとしては珍しく広角28mmをカバーするレンズを搭載しています。(28mm〜85mm:35mmカメラ換算値)
従来、コンパクトクラスのデジタルカメラは撮像素子の小ささゆえに、広角レンズを搭載しようとすると、とても設計が難しくコストのかかるものでした。よって、広角側が35mmから39mmといったレンズを搭載するデジタルカメラが市場の大半を占めていて、28mmクラスのデジタルカメラはコニカミノルタのDiMAGE A2のような高級モデルにのみ採用されていました。
また、3倍ズームレンズが多く、35mmクラスでないと望遠側が100mmを超えないというマーケティング上の理由もあります。これは、Caplio GXのちょっと前に登場した、同じリコーのCaplio RXが広角28mmでありながら望遠側を伸ばして100mmに設計されていることからも分かります。
しかし、Caplio GXは望遠側は85mmに抑えられており、そんなコンパクトクラス・デジタルカメラの現状に一石を投じる、とても個性的なカメラです。
また、ボディーはアルミ合金で出来ており、プラスティックボディの他機種より高級感があり、ステンレスボディの他機種より軽量に仕上がっています。
別売のフード&アダプタとワイドコンバーターレンズを装着することによって、なんと22mm相当の画角にて撮影することができます。
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