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発売直後の感想(2003.5.3)


 コニカからKD-400Zの後継機・KD-410Zが発売されました。
まだ展示品しか触っていない為、大雑把な印象しかありませんがメモ程度に書き残します。

 まず、起動時間が0.1秒短縮されました。でも、体感するほどではありません。それより、撮影間隔が短くなったことがハッキリと体感できました。KD-400Zではファームウェア1.50Aの適用により処理速度が向上しましたが、基本設計上の限界がありました。それを克服したと行って良いです。今回のKD-410ZはKD-500Zをベースに開発されているので、処理速度はKD-500Zの準じているようです。

 便利な機能も付きました。再生中に撮影したコマを液晶モニターに一覧表示(インデックス表示)する為にはズームボタンのワイドボタンを一回押すだけでインデックス表示が出来るようになりました。KD-500Zまでは再生中にメニューの中からインデックス表示機能を呼び出さないといけなかった為、使い勝手が向上しています。

 カスタム機能が追加されました。試しに十字キーに露出補正を割り当ててみましたが、なんと十字キーの上ボタンにしかその機能が割り振ることが出来ない為に、露出補正は上ボタンを押すたびにアンダー側からオーバー側へ順番に切り替わる仕様になっています。これはハッキリ言って使いづらいです。「あ、露出補正しすぎてしまった。半段戻したいな」という場面でも一旦一周させないといけないのです。うーん、次期モデルかファームウェアで改善して欲しい。十字キーの上ボタンでオーバー補正、下ボタンでアンダー補正になるようにね。

 DPOFは改善されてませんでした。DPOFで選んだコマを同じ数だけプリント指定するようになっています。コマ毎にプリント枚数を設定できないので、一枚ずつ設定するときに使うか、同じ数ずつ焼き増しする必要があるときにしか使う機会はなさそうです。この点はKD-500Zを初め従来機からの問題点です。

 外観のデザインが若干変更されました。ストラップを通す部分が従来の角の位置から真ん中に移動しています。ネックストラップを付けてもバランスが良くなりました。
スライドドアのデザインが若干変わりましたが、スライドしたときの感触が微妙に変わっています。慣れれば全く問題はありません。

KD-400Zユーザーが買い換えるほどではありません。しかし、新規に購入を考えていて、400万画素・光学3倍ズーム搭載の簡単で高画質なデジカメはKD-410Zしか無いので、良い選択肢だと思います。
私は買い換えるつもりですけどね。^o^/
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